明治天皇の御休憩所は美しい庭園が魅力
「慶雲館」

慶雲館は明治20年（1887年）、明治天皇の御休憩所にするため長浜の豪商・浅見又蔵により3ヶ月の突貫工事で建てられました。当時の総理大臣・伊藤博文が命名し、後に迎賓館としても利用されています。見どころは明治45年（1912年）に7代目小川治兵衛が作庭した池泉回遊式庭園で、起伏のある立体的な構成と随所に配置された見事な巨石が人々を魅了します。総檜造り寄棟造・2階建ての本館は新春に開催される「長浜盆梅展」の会場となっています。